【台風被害】ハイムBJ vs 強烈台風15号

2015年8月25日の明け方に九州を直撃した台風15号。非常に強い勢力を保ったまま、16年ぶりに熊本県に上陸しましたが、我が家の周りでは、木が根っこから抜けたり、電線が切れたり、車の窓ガラスが割れるなどの被害が見られました。(この画像は、台風が過ぎた午前9時頃の空です。)
我が家では、約12時間の停電の被害がありましたが、日中は太陽光発電のお陰でダメージを最小限にできたということを前回書きました。
前回の記事:停電時に活躍した太陽光発電システム
今日は、停電以外のその他の被害のことや強烈台風に耐えたハイムBJの事を書きます。これほどの強い台風はなかなか経験することが無いので、しっかりと記録しておきたいと思います。
強烈台風通過中のハイムBJ
台風が我が家に最接近したのは、明け方頃。我が家からほんの十数キロ離れた西側を通ったため(台風から見ると我が家は東側に位置した)、強く影響を受ける場所でした。
(画像はYahooのものです)
二階の寝室でぐっすり寝ていた午前4時頃、風の音がうるさくて目が覚めました。その時は音だけだったので恐怖を感じるには至りませんでしたが、次第に強くなり、突然くる強烈な一撃で家がグラっと揺れる感じがありました。
ハイムBJは、軽量鉄骨のボックスラーメン構造。鳥栖の工場見学では、鉄骨の枠組みをクレーンで吊って高いところから落とす実験をしていましたが、それでも歪みがないくらい強い構造です。また、営業さんからは地震に強いと聞かされていました。それなのに、それを一瞬でもグラっと揺らす強力な風にさすがに恐怖を感じました。(揺れを感じ易かったのは二階だったからというのもあるかもしれません。)
しかし、鉄骨のハイムBJではなかったら・・・と思うともっと怖い思いがしました。テレビニュースを見ると、家屋が壊れたり、歴史ある市内の某大学では大木が何本も折れたり根元から倒れたりする被害がありました。職場の同僚には、ベランダが壊れ落ちた方もいました。大きな被害がなかったのは、ハイムBJのお陰かもしれません。
また、被害防止のために役に立ったもの、あって良かったと心から思ったものがあります。雨戸(シャッター)です。家をグラっと揺らす程強力な風なので、小石やゴミが風に乗ってガラスに当たったら一発でヤラれていたと思います。事実、ガラスが割れた車を2台見ましたから。普段はあまり使わず、コウモリの住処になって迷惑していましたが、この時は大活躍でした。
屋外の被害状況
では、屋外はどうだったのか?雨風が収まり始めてきた午前9時頃に外に出てみました。建物を揺らすほどの強い風だったので、不安でしたが・・・いくつかの被害がありました。まず、生け垣の大きな3本の木。これが一番大きな被害です。3本のうち、一番手前が正常な位置で、奥の2本が大きく傾いてしまっています。力ずくで元に戻そうとしましたが、ビクともしませんでした。

ならば、火災保険が適用されるか??と思い、ハイムへ問い合わせてみました(我が家は、セキスイハイムオーナーズ保険に加入しています)。火災保険は、35年分支払い済みで、自動車保険のように保険料が高くなることはないから、小さなことでも使わないと勿体ないですもんね。しかし、残念ながら野ざらしの樹木は対象外とのことでした。塀は適用されるそうなんですが・・・。
一応、ハイムに修復に掛かる見積もりをお願いしています。できればお金を掛けたくないので、自力で直す方法を考え中です。ちょうど駐車場の後ろにある生け垣なので、車と木をロープで結んで引っ張れば戻せるのでは!?と思っています。
これは、庭の木です。細い木なので、縄で固定されていましたが、強い風で揺らされたのでしょう。縄がすべて切れていました。家を建てた3年半前に縛った縄なので、劣化はしていたかもしれませんが、何重にもしてあったので簡単には切れないと思います。風の強さを思い知らされる被害です。この切れた縄は、自分で新たに結びなおそうと思っています。

プランターに植えていた里芋は、葉っぱが無残な姿になっていました。

何故か葉の芯だけ残してボロボロになっています。おそらく風で飛ばされてきた小石が当たったのだと思います。これを見ると、雨戸があって本当に良かったと思います。
手作り花壇の家庭菜園も酷いです。風で倒れないように支柱を立てていましたが、見事に支柱ごと倒されています(パプリカ)。折れている枝を取り除き、正しい位置に立て直したら何とか復活してくれました。

パプリカの実は、色がつく前にほとんど落ちてしまいました(テレビニュースでも、収穫前の梨や栗の実が落ちてしまう被害が報じられていました)。パプリカは、緑色のままでも一応食べれるので拾って食べました。花壇は家の南側にありますが、落ちたパプリカの実は何故か家の北側に転がっていました。風に飛ばされてコロコロ北側まで行ったんでしょうね。

一番被害を心配していたのは、自力で組み立ててアンカーのコンクリートを施工した物置でした。素人施工のアンカーなので、こんな強烈な風に耐えられるのかと心配していましたが・・・
意外にも無事に耐えていました。

おそらく、家の北側に立てていたのが幸いしたのだと思います。台風が家の西側を通ったため、風向きは南風だったと思われます。物置の南側は家屋なので風を直接受けず、耐えれたのだと思います。では、台風が東側を通って北風になったら危ない!?東側を通る場合は、西側に比べて風の威力は少なくなるので、大丈夫なはず!!と思いたいです。台風の事を考えると、物置は家屋の北側に立てるのがよさそうですね。
おわりに
今回は、住み始めて初めての強い台風の直撃でした。無事に乗り越えることができましたが、台風の怖さを再認識しました。九州は、台風の進路になりやすく、数年に一度は今回のように大きな台風が近づくことがあります。軽量鉄骨なので多少の安心感はありましたが、想定外の被害をもたらすのも台風です。先日の関東の大雨の被害もそうですね。油断せず、しっかりと事前の対策・準備ができるようにしたいです。![]() [送料無料!]窓に簡単後付けリフォームシャッター!LIXIL/TOSTEM規格サイズ17607(サッシ寸法W18... |