高圧洗浄機ケルヒャーでセキスイハイムBJの外壁をキレイにする!

こんにちは、そら太郎です。熊本地震から1ヶ月半程経ちました。前回は、熊本地震が起こった当時の事を書きました。今読み返すと本当に恐ろしい出来事だったことを思い出し、怖いですね・・
職場の同僚や友人と話をすると、我が家は申し訳ないと感じてしまう程被害が少ないです。基礎にヒビが入ったり、屋内の壁にヒビが入ったり、マンションも外壁が割れていたり、という話は良く聞きます。そんな状況の中、大きな被害が出なかったのは、やはりセキスイハイムが地震に強かったからだと思っています。ハイムで良かった。
1ヶ月半が経って、まだまだ波打っている道路があったり、余震が続いていたり、イオンやゆめタウンなどの大型ショッピングセンターは営業再開できていなかったり・・・完全に元通りに戻るにはまだまだ時間が掛かりそうですが、我が家はほぼ日常の生活に戻っています。地震で散らかった家の中の片付けは終わってほぼ地震前と同じ生活をしています。(地震前と違うのは、寝る場所が2階から1階へ変わったこと。理由は怖いから・・・)
そんな中、今日は先日やった高圧洗浄機ケルヒャーで外壁のタイルを掃除したことを書きます。
外壁タイルに苔が目立ってきた
我が家の外壁は、ハイムBJの見た目の特徴でもある四角いタイル仕立てです。ペールオークルとフランベージュのナチュラルな雰囲気の2色を組み合わせて使っていて、とてもお気に入りの見た目です。
そんなお気に入りのタイル、昨年秋頃から気になる事がありました。家の北側に面するタイルの一部に緑の苔が見られるようになってきたのです。ここは、北側なので常に日陰になっていますが、そのせいで苔が生えてしまったようです。しかも、ゆっくりですが、その範囲は広がってきているようです。
これでは、せっかく見た目がお気に入りのタイル外壁ですが、台無しです。

高圧洗浄機の購入を決意!
だんだんと増えてくる苔。蒸し暑くなる梅雨を前に何とかしようと考え、とりあえずたわしで擦れば簡単に落ちるだろうと思い、やってみます。・・・・が、何と全く落ちないのです。少しも落ちない。思わぬ強敵、やばいぞこれは。それで、苔を落とす手段として思い付いたのが高圧洗浄機です。通販番組で見たことがあり、以前から車の洗車にいいな~と思っていましたが、その強力な水圧で削り落としてやろうと思ったのです。
ケルヒャーを買った
高圧洗浄機と言ったら、有名なのはケルヒャーですね。他にもホームセンターでアイリスオーヤマやRYOBIのものを見ましたが、一番売れているケルヒャーにしました。ケルヒャーにも性能の違いによって色々とモデルが分かれていますが、我が家ではK2.400というお値段も性能も控えめのモデルを選びました。性能控えめと言っても、高圧洗浄機ですので強力なのは間違いないです。レビューでも高評価です。それ程ヘビーユースでは無いので、これくらいで十分だと思いました。但し、安い分、音は煩いようです。(上位機種には、サイレントモデルもあります)
購入は、楽天です。安いショップを探して15000円程でした。
ケルヒャーを組み立てる
購入したばかりのケルヒャーは、このような箱に入っていました。中には、バラバラの部品が。。。使う前にまず組み立てる必要があります。
しかし、組み立てるのはそれほど難しくはありませんでした。一番大きな本体部分にいくつかのパーツを取り付けていくだけです。説明書を見ながら組み立てて、おおよそ10分程度で出来上がります。迷うような難しい点もありませんでした。

ケルヒャーのホースを水道とつなぐ
組み立てが完了していよいよ使ってみます。電源は、家の外壁に何カ所かコンセントがあるので、そこにつなぎます。我が家は、家の外周に4カ所コンセントがあるので、電源には困ることはなさそうです。給水については家の東側にある水道から取りますが、付属の給水ホースは2.8m+トリガーガンについた高圧ホースは8mの長さですので、水道から10.8mの範囲内しか動けないことになります。これだけでは、家の敷地内全てをカバーすることが出来ません。
そこで考えたのが、既設のホースとつなぐこと。以前、紹介しましたが(記事→ 立水栓・ナチュラルなガーデンパン・コンパクトホース)、立水栓には散水や洗車用に15mのホースをつないでいます。それとケルヒャーのホースがつなげないかと考えました。
それで、ハンズマンに部品を探しにいきましたが、良い商品がありました。元々散水用のホースは、ジョイントによりワンタッチでホースとシャワーヘッドを付けたり外したりできるようになっていましたが、そのジョイントに合う部品を購入してケルヒャーに取り付けけることができました。これで15mのホースとケルヒャーを繋ぐことができ、更にシャワーヘッドとケルヒャーの切り替えも簡単にできます。

※左側から伸びてるホースが、15mのホースです。黄色のホースがケルヒャーのもの。その先についている青い部品を今回購入しました。
ケルヒャーを動かしてみる
給水を開始して電源を入れると、数秒間「ぶおぉーーーん」とモーター音がします。ちょっと大きめの音で始めはびっくりします。慣れるとなんてことないです。音はすぐ止まりますが、この時に圧を掛けているようです。そして、トリガーガンの発射レバーを握ると高圧の水が発射されます!!力強く発射する様は爽快です(^^♪
水の発射と共にまた本体からモーター音が鳴り始めます。水の発射音もあって、ダブルで煩いです。我が家の裏は畑なのでまだ良いですが、ご近所の目が気になる場合は、サイレントモデルの方が良いかもしれませんね。
水を発射するノズルは、2種類あって使い分けることができます。

画像下のものは、「バリオスプレーランス」という名前で、扇状に水が発射されて広い範囲に水を当てることができます。また、ヘッドをひねることで、水圧の強さを調整することが出来ます。最小まで水圧を落とすと、ほとんど水圧による洗浄効果は無い程度まで弱くなります。
もう一つの画像上のものは、「サイクロンジェットノズル」。より強力な水圧とのこと。水が円錐形に回転しながら噴射されるそうで、頑固な汚れも削り落としてくれそうです。説明書には、「車の塗装面や強度の弱い部分には使用しないでください。洗浄効果が高いため、洗浄対象物が破損する場合があります」と書かれています(;゚Д゚)
これだけ威力が強ければ、水も大量に使う気がしますが、実はそうではないようです。圧力をかけて少量の水を勢いよく出すので、
室外機と地面のコンクリートを掃除してみる
まずお試しで掃除してみたのが、エコキュートが設置してある地面のコンクリートと室外機です。見ての通り、かなり汚れと苔がついています。ここは、そら太郎さんが遊んだ後に寝転がって休憩する場所なので、綺麗にしたいと思っていました。
手始めに、バリオスプレーランスを使ってみます。広角に発射されるので、広い範囲の掃除にはこちらが向いてそうです。
コンクリート面に水圧を当てていくと・・・・気持ちの良いくらい見事に汚れが落ちていきます。通販番組で実演するのと同じような状況が再現できました!!

想像以上の洗浄力と爽快感で楽しみながらお掃除ができました。完全に汚れを落とすと、新品同様の輝きを取り戻すことができました。

外壁タイルの苔を落とす
次はケルヒャーを買った目的であった外壁タイルの苔落とし。今度は、サイクロンジェットノズルを使ってみます。すると、たわしでは落ちなかった苔がいとも簡単に落ちていきます。サイクロンジェットノズルは、円錐形に発射されるので、円形に汚れが落ちていきます。対象物に発射口を近づけると、汚れを落とせる範囲は小さくなりますが、より強力に汚れを削り取ってくれます。こちらはスポットの汚れ向けですね。
外壁タイルの苔も気持ちの良く落ちてくれました。

ココの掃除も楽しくできましたが、良くなかった点もありました。1つは、上向きに発射するので、跳ね返った水を被ってしまいます・・・水の跳ね返りが少なくなるような向きで水を当てなければなりません。もうひとつは、あまりにも強力すぎて手が疲れました(笑)高い所を狙うので、片手で手を伸ばして持っていると、かなりの負荷が腕に掛かります。
総合的に見て買って良かった
外壁タイルやコンクリートが綺麗になって、目的は十分に果たせました。想像以上の洗浄力だけでなく、あまりにも綺麗に汚れが落ちるので爽快感や楽しさまであります。予想外のプラス効果です(笑)良くない点として、音が煩い事、水が降りかかる事、腕が疲れる事を書きましたが、それらは小さな事です。総合的に見れば、良い点が多すぎて、15000円の価格も含めて十分に買って良かったと思えるものでした。
今回は、外壁タイルとコンクリートの掃除だけを行いましたが、この他にも洗車や玄関タイルの掃除にも使ってみようと思っています。
おまけ:蛇口の分岐とシャワー口
ケルヒャーとホースのコネクタを買う際に一緒に買った便利な物が2つあります。1つが、蛇口に取り付けて2方向に分岐するアイテムです。

これまでは、蛇口には常時ホースがついていました。庭木や家庭菜園に水をやるのにはそれで良いのですが、手を洗ったり何か物を洗ったりする時にはホースの先についたシャワーを使っており、やり難いなと思っていました。蛇口で直接洗えれば良いのになと。
これを取り付けることで、ホースを付けたまま蛇口の水を使うことが出来ます。ただ、同時に2方向へ水を流すことはできず、ダイヤルでどちらに水を流すかを切り替えます。

もう一つはこれ。蛇口をシャワーにする商品です。上の分岐コネクタの口にワンタッチで簡単に取り付けができます。「シャワーにする」という商品名(?)ですが、普通のストレートの出水と切り替えができるようになっています。

これで立水栓がとても使いやすくなりました(^^)
