庭・外構

【DIY】ヨド物置エスモを自力で設置する

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いよいよヨド物置エスモを自力で設置します。

前回の記事では、物置設置場所にある生垣の木を伐採し、キレイにしました(前回の記事:物置を設置するために庭木を伐採する)。今回はいよいよ組み立てるという訳です。

物置を追加設置しようと思った理由

設置の前に経緯から。このブログでも以前書いていますが、我が家の裏には既にヨド物置があります(以前設置した時の記事→ヨド物置設置まとめ)。幅150cm×高さ190cmとかなりの収納力ですが、高圧洗浄機ケルヒャーやら芝刈り機やらバーベキューセットなど、大物を収納しているので、年を追う毎に空きが少なくなってきている状態です。その上、子供の三輪車やキックバイク等のおもちゃが増えてきて、収納に困ってきていました。また、家の裏というのがまた面倒で。毎日使う子供のおもちゃを家の裏に仕舞ったり、取りに行ったりするのが面倒です。

そのような状況から思い切って設置しようと思った訳です。あとは、新型コロナの影響でステイホームなゴールデンウィークの暇つぶしに庭の手入れをしつつ物置を組み立てようと思いました(しかし結果的には、GWに配送が間に合わず、5月下旬の汗ばむ陽気の中、設置する羽目になりましたが・・・)

組み立てる前の物置(大荷物)

ヨド物置エスモは、前回と同様に楽天で購入しました。安く買える店舗を探すのが楽な上に、高倍率のポイント付与イベントに合わせて購入すれば、かなりお得です。実際に我が家は買い回りマラソンで購入したので、他の買い物も合わせて15000ポイントくらい一気に獲得できました。ただ、買ったショップがイマイチで、在庫を持たず都度メーカーから購入する形態だったので、メーカー在庫の確認等で発送してもらえるまで3週間程掛かってしまいました。この点は、買う前によく確認しておくべきでした。

で、届いた荷物がコレです。
20200522000_物置

かなりの大荷物、そして超ヘビー級です。さすがに1個口パックで届く訳なく、部材(扉、側壁、棚板など)ごとに分けられて届きます。それぞれの部材の重さは20kg前後、全部で120kgオーバーです!!!組み立ての大変さを感じさせる重さですね・・・・
20200603001_それぞれの部材の重さ

組み立てる前の準備

2~3名の人手

ヘビー級の部材を取り扱うので、一人でやるより当然複数人の方が楽です。最低でも2名、できれば3名いれば、とても楽に作業できると思います。我が家の場合は、夫婦2人で作業しましたが、非力な女性よりはできれば力仕事に強い男性が良いです。

脚立

それと、19.5kgの屋根は持ち上げて載せる必要があります。エスモと言えど、190cmもの高さがあるので、脚立があると便利です。

電動ドライバー

部材同士の接合は、金属製のネジで行います。一応、エスモの中に簡易ドライバーが付属していますが、オマケで付いているようなものなので、使い勝手は悪いです。電動ドライバーがあると圧倒的に作業が楽になります。今回の作業に限らず、押し入れのスノコ棚の作成やディアウォールDIYするときなど、我が家でも大活躍な電動ドライバー、3000円程度のものでも十分使用でき楽になりますので、一家に一つ持っておくことをお勧めします。

ヨドコウの公式組み立て動画を見てイメージトレーニングする

ヨドコウのHPにエスモの組み立て動画があります(動画URL⇒https://youtu.be/ExwuPaj254s)。10分程度の動画です。組み立ての前夜にイメトレしておくと良いでしょう。また、組み立て中もスマホやタブレットで見れるようにしておくと便利です。平面の説明書では分かり難い点が、立体的な動画だと分かり易いです。また、説明書のPDFもHPにアップされていますので、事前に確認しておくと良いです(紙の説明書は、大荷物を開封しないと見れません)。説明書ダウンロード⇒http://www.yodomonooki.jp/download/lumberroom/esumo/index.html

手順1:防草シートを敷いて基礎ブロックを置く

20200523002_除草シートを敷いてブロックを置く
まずは基礎ブロックを置きます。直方体のブロック6個をハンズマンで買ってきました。1つ200円弱でした。しかし、四隅の直方体のブロックは失敗でした。床板を置いた時に、ブロックと床板の間にはアジャスターがあり、アジャスターがブロックと接する形になります。アジャスター6つに物置の総重量(120kgオーバ+物置の中のモノの重さ)が掛かる訳ですが、アジャスターがブロックの面の中心にこないとブロックと地面が接する面に均等に重さが掛かりません。直方体だと、アジャスターが面の中心ではなく片方に偏って接するため、柔らかい地面だとブロックが斜めに傾いてしまいます。
20200603002_ブロックとアジャスターの図
なので、面が長方形より正方形に近いブロックの方が、アジャスターを中心に位置しやすいです。ヨドコウの動画でもそのようになっていますね。気付いたのは、組み立ての終盤で重さが掛かるようになってから・・・・、遅かったです。どうしようもできないので、そのままにしています。

雑草対策

そうそう、忘れてはいけないのが雑草対策。物置を設置する庭の隅は、日陰ながら雑草が生えています。作業を始める前にキレイにしたものの念のため防草シートを敷いておきます。防草シートは、以前犬走りに敷いたものの余りを使いました(関連記事:【防草シート】家の外周(犬走り)の砂利を剥がしてDIY施工する方法)。

また、防草シートの上には基礎ブロックの他に大きめの石や割れた植木鉢の破片を置いています。行き場のないこれらのモノは、この機会に物置の下に隠すと共に防草シートの押さえになってもらいました。

手順2:床板を置いて水平を調整する

20200603005_説明書:床板の設置
基礎ブロックの上に床板を置きます。床板は、ヨドコウ独自の補強がされており、丈夫らしいです。そのためか、これだけで26.5kgの重さ。ここからは1人で作業するより複数人の方が楽な上に安全です。床板を置くときは、基礎ブロックの位置を微調整。一応、長さを測ってブロック位置を決めましたが、実物の床板で正確なブロック位置を決めます。床板からはみ出さないようににブロックを位置します。
20200523003_床板を置く

床板が設置できたら、T型スパナでアジャスターを調整して水平を出します。T型スパナと水平器は、付属していたものを使います。X軸とY軸それぞれが水平になるようにT型スパナでアジャスターを繰り返し調整します。調整すること十数分、意外と時間が掛かりました。XYの水平が出たら、最後に長辺の真ん中にあるアジャスターがブロックに設置するまで下げてこの工程は完了です。
20200523004_アジャスター調整

手順3:側壁と鴨居の取り付け

20200603006_説明書:側壁と鴨居の設置
両サイドの側壁の取り付け、ここからは要注意です。側壁を床板に被せたらビスを絞めて固定するのですが、これだけの支えではすごく不安定です。無風で外から加わる力が無ければ自立はしていますが、ちょっと風を受けるだけで倒れ掛かってきます。側板は25kg近くあるので、倒れたら危険です。できれば、側板を支える係が一人いると安心です。

両サイドの側板がついたら、次に鴨居を取り付けます。鴨居と側壁の接合は、専用の金具をパズルのようにはめ込んでビスで固定します。動画の3:22辺りが丁度この金具の取り付けになりますが、複雑な形の金具にすることで、しっかり固定されるのでしょう、なるほどと思いました。
20200523007_側壁と鴨居の設置
鴨居を付けると幾分かは不安定さはマシになりますが、まだまだ要注意状態ですので支えが必要です。

手順4:屋根板の取り付け

20200603006_説明書:屋根
屋根を載せるのが最大の難所だと言えます。なんせ超ヘビー級な上に190cmの高さに載せなければなりません。相当なマッチョマンでなければ一人では無理ですし、危険です。最低でも2名、できれば3名で作業できると安全且つ楽に設置できると思います。我が家の場合は、夫婦2名で何とか設置できました。
20200523008_屋根板を載せる

屋根が乗ったら、後柱を二本取り付けます。ここまでくれば随分安定感は出てきました(でも完璧ではない)。側板の支えは無くても大丈夫なレベルです。

ワンポイントアドバイス:説明書を見やすくする

20200523008_説明書を壁にはる
組み立ては、説明書とにらめっこしながら行いますが、重い部材を担いだり地面に置いた説明書を見たり、行ったり来たりでどうもやり難かったです。また、風に吹かれてすぐ裏返ってしまいイライラ・・・。そこで閃いたのが、説明書を壁に貼ってしまうのです。物置は磁石が付くので、側壁に貼り付けてあら快適♪見易くなってストレスから解放されました。準備物に磁石を加えておくことをオススメします。

手順5:後壁の取り付け

20200603006_説明書:後壁
後壁は3枚、1枚ずつ説明書の通りにはめ込んでいきます。これは屋根に比べるとずっと簡単です。取り付けた後は、専用の固定金具とビスで固定していきます。数が多いので、ここでは電動ドライバーが大活躍です。
20200523009_後壁

後壁の次は、前面に取り付ける棚柱。説明書の通り、左右どちらかに取り付けます。我が家の場合、向かって右側に大きなコニファーがあるので、左から開く事が多いだろうと左開きのスペースが広くなるように右側に棚柱を付けました。

手順6:扉の取り付け

20200603006_説明書:扉の取り付け
扉の取り付けは、まず取っ手を左右の扉に取り付けてから、扉を物置本体に吊り込んでいきます。この時、右・中・左の順に先に取り付けた扉に重なるように吊り込んでいきます。ここの作業は、説明書のよく読んで手順通りに進めていけば難しくありませんでした。
20200523010_扉の取り付け_iOS

3枚とも取り付けて扉がきっちり閉まらなかったら、建付けの調整が必要です。それでも閉まりが悪ければ、再度水平の調整が必要です。ヘビー級の部材を組み合わせているので、少しでも水平が取れていないと歪みが発生して、扉がきっちり閉まらなくなるという訳ですね、きっと。そして、見事に我が家の物置も水平の再調整が必要な程に隙間が空いていました・・・ちゃんと水平を出したはずですが、おそらくヘビー級の物置を地面が支えきれずに少し(数ミリのレベルで)沈んだのかもしれません。

棚板を取り付けて完成!?

20200524011_棚板を付けて完成
棚板を取り付けて完成になります。棚板を支える金具を取り付けて棚を載せるだけなので、レイアウトは自由に変えられます(本棚の棚の位置を変更するのと同じようなイメージです)。棚板の枚数は、よっぽど細かく区切らない限りは十分な枚数が入っています。足りなければオプションで追加購入もできるようです。レイアウトについては、少し上の方の説明書、「7.棚板の取り付け例」の所に例がいくつか載っていますので、参考にして下さい。付属の棚板だけで、このレイアウトが出来ます。

まとめ

かなりの重労働ですが、業者に頼まずとも自力で設置はできました。樹木の伐採(前回の記事)から組み立てまで、おおよそ3時間程度で完成しました。収納力は、エスモとは言え十分です。190cmもの高さがあるので、今回の作業で借りた大きな脚立も難なく収納できています。

さて、実はこれで完成ではなく、転倒防止の為のアンカー施工が残っています。取り合えず物置を使う分には今のままでも大丈夫ですが、台風や地震に備えて転倒防止の為の処置を行うのです。日を改めて施工しましたので、後日書きます。
つづく
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